東京みらいの農産物
生産量は多摩地域で1位、東京都においても練馬区に続き2位!
その昔、「きんとんの材料は東村山産に限る」という時代がありました。
現在は、子どもたちの芋ほり体験に大活躍
清瀬市といえば「ニンジン」といわれるほど都内でも有数の生産量を誇ります。
多摩湖梨
東村山市・東大和市・武蔵村山市の地域で採れる梨を
多摩湖が近いことから総称して多摩湖梨といいます。
品種は幸水・豊水・長十郎・稲城などさまざまな種類があります。
保谷梨
木に実ったまま完熟させる独自の栽培方法で、大玉で甘いのが特徴です。
品種は幸水、豊水、秀玉、稲城、新高などさまざまな種類があります。
多摩湖ぶどう
東村山市内で栽培したブドウの総称です。
当初はハウス栽培した高級品種と露地栽培を差別化するため生まれました。
高尾、藤稔、クイーンニーナ、シャインマスカットなどさまざまな品種を生産しています。
柳久保小麦
柳久保小麦は、うどんにするとコシが強く、独特の風味と香りが評判の小麦です。江戸時代の嘉永4年(1851年)、東久留米市柳窪の奥住又右衛門が旅先から持ち帰った一穂の麦から生まれたといわれています。
麦の背丈が一般的な小麦の1.5倍高く、麦わらは藁葺き屋根にも重宝されていましたが、草丈が高い分倒れやすく、収量も少ないことなどから、1940年頃に栽培が途絶え、「幻の小麦」となりました。しかし1987年、四代目にあたる奥住和夫氏が栽培を復活させ、2003年、行政やJAの後押しもあり、農家9戸が「東久留米柳久保小麦の会」を結成し、本格的に生産が再開されました。
現在では、東久留米市の特産品として、うどん・まんじゅう・かりんとう・おやき・パンなどの加工品が誕生しています。